レアル・マドリーのハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
ヒホン戦で、2ヶ月ぶり以上のリーグ戦スタメン出場を果たした、レアル・マドリーのMFハメス・ロドリゲスであったが、ジネディーヌ・ジダン監督の期待に応えることは出来なかった。26日、スペイン紙『アス』が報じている。
2-1と勝利を収めたヒホン戦での背番号”10”のプレーに厳しい評価を下す同紙は「ハメス、またも落第:最多ボールロスト、最低のパス成功率…」という記事を寄稿している。
この中では、この日71分プレーしたハメスが、チームワーストの16度のボールロスト、80%という最低のパス成功率、同じくチームワーストの33%のデュエル勝率が引き合いに出されている。果ては「しかし、そうした数字以上に、ハメスは試合を冒涜している」とまで書かれている。
そんな中、ジダン監督は試合後の会見でハメスについての「悪かったとは思わない。皆と同じくプレーしていた。ただ、継続的なプレーが足りないのかもしれない」というコメントを紹介し、「ジダンはハメスに思いやりを見せた」と述べている。
次の水曜日には、コパ・デル・レイのクルトゥラル戦が控えており、この試合での先発出場は濃厚とされている。だが、土曜日のバルセロナとのクラシコではベンチが濃厚と同紙は指摘している。
FWガレス・ベイルの戦線離脱という、ハメス自身にとってはまたとないチャンスが訪れているだけにアピールしたいところだが、その道は険しいようだ。
【了】