第4節エイバル戦以来の出場となった清武弘嗣【写真:Getty Images】
【セビージャ 1-1 バレンシア リーガエスパニョーラ第13節】
現地時間26日にリーガエスパニョーラ第13節が行われ、セビージャはホームでバレンシアと対戦。2-1で勝利を収め連勝。日本代表の清武弘嗣は途中出場。
ウイングバックが最終ラインまで下がり5バックを形成するバレンシア相手にセビージャは前半、思うような攻撃を仕掛けることができない。さらにビルドアップのミスやセットプレーからバレンシアにチャンスが生まれることも。
するとホルヘ・サンパオリ監督は流れを変えるべく後半開始から動く。エスクデロに代えて清武弘嗣を投入。リーグ戦では第4節エイバル戦以来の今シーズン4試合目、公式戦ではチャンピオンズリーグ第3節ディナモ・ザグレブ戦以来の出場となった。
53分にセビージャが先制。右サイド裏への清武の浮き球のパスにビトロが抜け出すと、切り返して左足のクロス。これがガライの足に当たってゴールに吸い込まれた。
先制を許したバレンシアはアブデヌールに代えてムニルを投入し、4バックへと変更。65分にそのムニルがジョアン・カンセロのスルーパスに抜け出して左足でゴールに流し込んで同点に追いつく。
75分、CKの跳ね返りをニコラス・パレハが胸トラップから左足でシュート。強いシュートではなかったが、ブラインドになったかバレンシアGKのジエゴ・アウベスは動けず。セビージャが勝ち越しに成功する。
終盤バレンシアも押し込んだが、このパレハのゴールが決勝点となり、セビージャは前節デポルティボ戦から連勝を飾った。
【得点者】
53分 1-0 オウンゴール(セビージャ)
65分 1-1 ムニル(バレンシア)
75分 2-1 パレハ(セビージャ)
【了】