レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、ホームでのヒホン戦に勝利したものの、その薄氷の内容に「忘れたい試合だ」と述べている。26日、スペイン紙『アス』が報じている。
下位に沈むヒホンに対し、2-1で辛勝のマドリー。ジダン監督は、あわや同点という場面もあったその内容に「難しいゲームであり、望んでいたゲームができなかったという事もあり、忘れるべき試合だ」と述べ、「全てにおいて少しずつ足りなかった。だが、勝ち点3が取れたことをよしとする。これが重要だ」と続ける。
激しい雨が降り続く中でのゲームとなったことに「それは両チームにとって同じ条件だ。いずれにせよ、今日の我々は全てにおいて足りなかったということしか言いようがない」とピッチコンディションの影響を否定する。
また、この日スタメン起用のMFハメス・ロドリゲスが機能しなかったことに触れられると、「私はそうは思っていないが。彼も他の選手たちと同じくプレーした。恐らくリズムという面において、少し継続性が欠けていたのではないだろうか。だが、彼がこうしてプレー時間を得られて満足している」とコメントしている。
そして、次節はバルセロナとのクラシコが控えているが、「心配していない。我々は、今日何も勝ち取っていないが負けてもいない。イージーな試合などない。集中力を欠けば高いツケを払う。クラシコの前にコパ・デル・レイの試合があり、まずはそれについて考えねばならない。ひとつ言えることは、このまま我々の仕事を続けていかねばならないということだ」と目の前の戦いを強調している。
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