得点を決めたペドロ【写真：Getty Images】
【チェルシー 2-1 トッテナム プレミアリーグ第13節】
イングランド・プレミアリーグ第13節、チェルシー対トッテナムの“ロンドン・ダービー”が現地時間26日に行われ、ペドロなどのゴールによりホームのチェルシーが2-1でダービーを制した。
現在リーグ戦6連勝、加えて6試合連続無失点で単独首位に立っているチェルシー。チーム指揮官のアントニオ・コンテ監督は、1-0で勝利をおさめた前節のミドルズブラ戦と同じフォーメーションでこの試合に挑んだ。
一方、プレミアリーグで唯一今季無敗を維持しているトッテナムは、怪我から復帰して2試合連続ゴールを決めている好調のハリー・ケインが3試合連続で先発出場を果たしている。
試合を動かしたのはトッテナム。開始から11分、MFデレ・アリからペナルティエリアの手前でパスを受けたMFクリスティアン・エリクセンが左足を振り抜き、強烈なミドルシュートを突き刺す。6試合で無失点を維持して来たチェルシーだったが、遂に連続無失点記録が途切れた。
ミッドウィークにチャンピオンズリーグの試合を行ったトッテナムだが、立ち上がりはトッテナムペースで進み、何度もチェルシーを脅かす場面を作り上げる。しかし、前半終了間際にチェルシーも反撃を開始。45分、ペナルティエリアの手前でマティッチからのパスを受けたペドロが絶妙なターンから右足で弧を描く見事なシュートをゴール右に突き刺し、試合を振り出しに戻した。
これで火が付いたチェルシーは51分、ドリブルで仕掛けたジエゴ・コスタがトッテナム守備陣を引きつけたところで深い位置からマイナスのパスを送ると、ファーサイドから走り込んで来たモーゼスがシュートを流し込み、逆転に成功する。
これが決勝弾となりチェルシーが2-1で勝利。この結果、チェルシーはリーグ戦7連勝とし、首位をキープしている。
【得点者】
11分 0-1 C・エリクセン（トッテナム）
45分 1-1 ペドロ（チェルシー）
51分 2-1 V・モーゼス（チェルシー）
【了】
