古巣へ帰還することになりそうなスティーブン・ジェラード【写真:Getty Images】
今季限りでLAギャラクシーを退団し、現役引退を表明した元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードの引退後の仕事は古巣でのコーチング業になるようだ。24日、英紙『テレグラフ』が伝えている。
そのジェラードに対しては、現在リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が「ジェラードへの扉は常に開いている」とコメントしており、またイングランド3部のMKドンズからの監督就任のオファーが届くなど引退後のキャリアに注目が集まっている。
記事によると、ジェラードは古巣リバプールのアカデミーのコーチに就任する用意ができているとのこと。アカデミーのコーチを務めながらUEFAのコーチングライセンスA取得のための準備を行うようだ。
ジェラードは引退表明にさいし、「僕は未来に向けて興奮しているし、まだピッチ上にたくさんのことを提供できる能力があると感じている。今はたくさんの選択肢を検討するために時間をかけているところだ。僕のキャリアの次のステージはすぐに始まる」と将来への展望を語っていた。
プレミアリーグの504試合を含め、リバプールでは公式戦710試合を戦い、イングランド代表としても114試合にも出場したジェラード。将来のリバプールを担う選手たちへの指導にあたることになりそうだ。
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