レスター・シティのジェイミー・バーディー【写真:Getty Images】
不発の続くレスター・シティのFWジェイミー・ヴァーディーだが、ようやく復調の兆しが見え始めているのだという。クラウディオ・ラニエリ監督のコメントを24日付の英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
レスターのエースストライカーとしてゴールを量産してきたヴァーディーは、昨シーズンはプレミアリーグで24ゴールを記録。惜しくも得点王のタイトルは逃したが、レスターが奇跡的なリーグ優勝を成し遂げる原動力となった。
だが今季は、昨季の活躍で高まった期待に応えることはできていない。プレミアリーグの第3節、第4節でゴールを記録して以来、クラブでは実に公式戦14試合にわたって得点から遠ざかっている。
ラニエリ監督によれば、ヴァーディーの不発は試合だけには限らず、練習でも同じだったという。「14試合決めていないって? 練習でも外し続けていた時期とほぼ同じだよ」と指揮官は語る。だが、「今日(24日)の練習からは決め始めている。グッドニュースだ」と述べ、復調の兆しが感じられると主張した。
「彼はいつも普通の様子で、昨シーズンと何も変わらない。ナーバスでもないし不満を募らせてもいない」とラニエリ監督はヴァーディーの状態についてコメント。「これまで決められなかったのは非常に奇妙なことだ。チャンピオンズリーグでは決めたがオフサイドだった。不運だよ」と続けた。
最大の得点源からゴールが生まれないことも影響し、今季レスターはプレミアリーグで苦戦が続いている。26日に行われる次節ミドルスブラ戦では、エースのゴールと白星が戻ってくるだろうか。
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