チェルシーのブラニスラフ・イバノビッチ【写真:Getty Images】
バルセロナは1月の移籍市場でチェルシーのセルビア代表DFブラニスラフ・イバノビッチを獲得することを考えており、具体的な動きを見せているのだという。スペインラジオ局『カデナ・セール』が24日に伝えている。
チェルシーの主力として長年貢献を続けてきたイバノビッチだが、32歳となった今季はアントニオ・コンテ監督のもとで出場機会が減少。1月にチェルシーを去る可能性もささやかれ始め、ミランやインテル、ウェスト・ハム、クリスタル・パレスなどからの関心も噂されていた。
だが、バルサもこのベテラン右サイドバックに目をつけており、1月の獲得に向けてすでに接触を行ったと報じられている。現時点では交渉が進んでいるわけではなく、補強の可能性を探っている段階だという。高額な年俸が障害となる可能性もあるが、右SBだけでなくセンターでの起用も視野に入れているのではないかとみられている。
今季バルサはセルジ・ロベルトを右SBに起用する一方で、昨年セビージャから獲得したアレイクス・ビダルを完全に戦力外として扱っている。1月にはそのビダルを放出した上で、他の右SBを獲得することが検討されている模様だ。クラブは1200万ユーロ(約14億4000万円)でビダルを売却したいと考えているものの、実現の可能性は低く、レンタルに出すことが濃厚ではないかとの見方が伝えられている。
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