ASEANサッカー連盟（AFF）の主催によるAFFスズキカップ2016のグループステージ第2戦が現地時間22日に行われ、タイ代表は1-0でシンガポールに勝利を収めた。インドネシア代表対フィリピン代表は2-2のドローに終わっている。

　タイは試合を通して主導権を握ったもののなかなかシンガポールからゴールを奪えない。それでもドローかと思われた89分、ティーラトンのクロスに途中出場のサラワットが頭で合わせて先制し、そのまま逃げ切った。

　インドネシアはフィリピンと互角の撃ち合いを見せた。7分、元北海道コンサドーレ札幌のステファノ・リリパリーのFKからファクルディン・アリャントがヘディングシュートを放ってインドネシアが先制する。

　欧州組を招集できなかったフィリピンだったが、31分にインドネシアの緩慢なディフェンスを突いてステファン・シュレックが同点ゴールを奪う。

　68分にボアズ・サロッサにゴールを許してインドネシアに再び勝ち越されたが、フィリピンは82分にフィリップ・ヤングハズバンドの直接FKで追いついて2-2で試合を終えた。

　2連勝のタイはグループステージ1試合を残して決勝トーナメント進出が決定。その後ろを2試合連続引き分けで勝ち点2のフィリピンが追い、シンガポールとインドネシアも勝ち点1で最終戦の直接対決にグループ突破の可能性を残している。

【試合結果】
タイ 1-0 シンガポール
インドネシア 2-2 フィリピン

【了】