バイエルン戦に勝利して喜ぶロストフの選手【写真:Getty Images】
現地時間23日にチャンピオンズリーグ(CL)第5戦が行われ、ロシア1部のロストフはブンデスリーガ4連覇中のバイエルン・ミュンヘンと対戦し3-2の逆転勝利をおさめた。欧州サッカー連盟(UEFA)はオフィシャルサイトでこの試合のデータを公開している。
それによると、バイエルンの支配率が71%だったのに対してロストフは29%と圧倒的に低く、パス成功数もバイエルンが701あったのに対してロストフはたったの130本しかなかった。
ロストフの最初のゴールは44分、バイエルンのパスミスを奪ってから1本のパスを通し、後は21歳のイラン代表FWサーダル・アズムンが相手選手をフェイントで交わしてゴールを決めている。
そして2点目は49分、ジェローム・ボアテングがペナルティエリア内で一瞬滑りかけた後、慌てて足を出したことでファールを取られ、ロストフにPKのチャンスが与えられた。このPKをドミトリ・ポロズがしっかりとゴールに決めている。
最後に67分、ゴール真正面のFKからクリスティアン・ノボアが直接ゴールを決めて3点目が入った。ロストフが枠内にシュートを入れた回数は4本だけだったが、このうち3本がゴールに結びついている。
CL初出場にして初勝利を飾った相手はバイエルンとなった。バイエルンにとってはこの1敗で首位通過を果たせなかっただけに悔いが残る試合となりそうだ。
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