バルセロナに所属するネイマール【写真:Getty Images】
バルセロナに所属する24歳のブラジル代表FWネイマールが2013年にブラジル1部サントスからバルセロナに移籍した際、移籍の費用の一部を不正したとしてスペインの検察当局が禁錮刑2年と罰金1000万ユーロ(約12億円)を求刑した。23日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
同紙によると、投資会社DISはネイマールの権利40%を所有していたが、同選手がバルセロナに加入した際、移籍金の一部を偽って申告されたため、本来支払われるはずの金額よりも少なかったとして訴えていたとのこと。
これに伴いバルセロナのサンドロ・ロセイ元会長には詐欺の疑いで禁錮5年が求刑されている。バルセロナではリオネル・メッシやハビエル・マスチェラーノなどが脱税容疑で求刑されたこともあったが、この時は罰金の支払いだけとなっていた。
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