強化を目指す中国代表【写真:Getty Images】
来年1月に第1回大会が開催される「中国杯」の参加チームが、チリ代表、クロアチア代表、アイスランド代表と中国代表の4カ国に決定した。22日にクロアチアメディア『クロアチアウィーク』が報じている。
中国杯はワンダ・グループ(大連万達)がトップスポンサーを務める国際大会だ。国際サッカー連盟(FIFA)の承認も得ており、欧州などから代表チームを中国に招いて行われる。”中国版キリンカップ”とも言える大きな大会だ。
招待された代表チームのFIFAランキングはそれぞれ、チリが6位、クロアチアが16位、アイスランドが21位となっている。
チリはブラジル代表やアルゼンチン代表などが参加したコパ・アメリカで2連覇を達成した強豪国で、アイスランドもEURO2016でベスト8入りを果たし世界に衝撃を与えた。
将来的にはコンフェデレーションズ杯に匹敵する計8チームで行う計画もあるとされており、中国杯がメジャーな大会に発展する可能性もある。この大会を通して強豪国との対戦を増やし、中国代表チームの強化を図ろうと考えているようだ。
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