セサル・アスピリクエタ
セサル・アスピリクエタ【写真:Getty Images】
[ポジション]
センターバック(右)
本職は右サイドバックにもかかわらず、ジョゼ・モウリーニョ体制下では左サイドバック、そしてコンテ監督のもと3バックの右センターバックにコンバートされた。
個々のキャラクターの立つ面々が揃うチェルシーにおいてスポットライトを浴びる機会は少ないアスピリクエタだが、ミスも少なくその万能性はチームに欠かせないものとなっている。
対面したサイドアタッカーを的確に封じることができる、いわゆる“守備のできるサイドバック”として知られているが、その守備力はセンターバックに移ってからも変わらない。
俊敏性と危機察知能力の高さで相手FWからボールを奪い、必要に応じてサイドバック然として持ち上がることができる。
唯一の欠点である上背のなさも、DFラインが高く設定されていることでボランチのエンゴロ・カンテや中央に構えるダビド・ルイスもカバーリングでき、さらにそれを補って余りあるスピードも備えている。178cmの小兵DFは、コンテ式3バックでも重要なピースを担っている。
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