ヴォルフスブルクに所属するユリアン・ドラクスラー【写真:Getty Images】
今夏に移籍を志願していたヴォルフスブルク所属のドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーに関して、同クラブのクラウス・アロフスGM(ゼネラル・マネージャー)が移籍を許可するような発言をしたと、22日に英紙『メトロ』が報じている。
今夏の移籍市場でアーセナルやパリ・サンジェルマンなどがドラクスラーに関心を示したことで、同選手は「ヴォルフスブルクから出て行きたいと思っている」や「チャンスがあれば世界トップクラスのクラブに行きたい」などと発言し、移籍希望を明かしていた。
また「ヴォルフスブルクに加入した時、チャンスがあれば移籍できると口頭合意していた」と、移籍が可能であることを主張していたが、クラブ側はオフィシャルサイトで「書面でも口頭でも存在しない」と反論。結局、移籍の可能性は消滅した。
同メディアによると、アロフスGMは「我々は今、その時とは状況が異なると考えている。次は承認を与えるかもしれない」と語り、ドラクスラーの移籍の可能性を示唆している。
昨季は公式戦35試合に出場し9得点8アシストを記録したドラクスラー。しかし、今季は公式戦10試合出場で未だ無得点0アシストとなっている。昨季ほどの活躍ができていないだけに、クラブとしても売却を考慮し始めたのかもしれない。
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