ユヴェントスの強さを認めるも…【写真:goal.com】
ローマのルディ・ガルシア監督は、ユヴェントスがより強いチームだとしながらも、今シーズンのセリエA制覇を諦めていないと語った。
開幕から10連勝を記録したローマだが、その後は4試合連続で引き分けるなど一時停滞。唯一無敗を保っているものの、首位ユヴェントスに勝ち点5差をつけられている。だが、ガルシア監督はイタリア『スカイ・スポーツ』で、次のように語った。『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
「もちろん、スクデットを夢見ている。私は競争を始めるとき、勝つつもりで臨むんだ。情熱と理性は異なるものだ。今年は我々にとってタイトルを獲得する年ではない。だが、常に様子を見る必要がある。ベストのチームが最大限のことをしなかったときに、その代わりとなる準備を整えておかなければいけないんだ。今のところ、彼らは諦めていないがね」
「データを基にすれば、我々は守備でユヴェントスよりもうまくやっている。だが、彼らは記録的なシーズンを送っているんだ。それでも、ローマだって素晴らしいシーズンにしている。ほかのシーズンだったら、この勝ち点なら首位に立っているはずだ。ユーヴェには経験と、2チーム分の戦力がある。だが、チャンピオンズリーグに出ていたのだから、それは普通のことだ」
ローマとユヴェントスは1月5日に直接対決を迎える。ガルシア監督は休暇中の選手たちの自己管理を信頼していると語った。
「選手たちには休みがあるが、それぞれやるべきメニューもある。彼らを信頼しているよ。彼らは賢いし、1月5日に素晴らしい試合があることを知っているからだ。良いフィジカルで臨まなければいけない試合がね」