パブロ・オスバルド氏【写真:Getty Images】
元イタリア代表のパブロ・オスバルド氏は、現役引退という選択に悔いがないようだ。それどこか、サッカーを辞めた今は「解放された気分だ」と話している。アルゼンチンの『フォックス・スポーツ』に対する同氏のコメントを、伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。
行く先々で問題を起こしてきたオスバルドは、今年9月1日に30歳で現役引退を表明。その後はミュージシャンとして活動している。
同氏はサッカーの世界にうんざりしていたようで、「やっと解放されたっていう気分だ。近年は幸せを感じていなかったから、『もういい』ってなったんだ。今はリラックスして、好きなものに没頭できる」と語った。
だが、サッカー選手として日々に後悔があるわけではない。「サッカー選手をやっていなかったら、こうやってインタビューされることだってなかった。サッカーについて語ることに問題はない。強烈な情熱を持っていたし、人生のすべてを与えてくれた。サッカーをするのが大好きだったよ」とも話している。
その上で、「今は夢が叶った。ようやく幸せになれたね」と述べ、ミュージシャンとしての生活に幸福を感じている様子だ。
トラブルメーカーであることを除けば、ストライカーとして素晴らしい才能を見せていたオスバルド。ミュージシャンとしての才能はどうなのだろうか。
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