レアル・マドリーのハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
公式戦29戦無敗中、リーガ首位の座をキープするレアル・マドリーの中で、MFハメス・ロドリゲスだけは順風満帆とは行っていないようだ。21日、スペイン紙『アス』が報じている。
同紙は、好調マドリーのもう一つの顔として「もはやハメスは控えの控え」という記事を配信し、ハメスの現状を紹介している。マドリーは今季ここまで公式戦18試合を戦っており、このうちハメスの出番は11試合。うちスタメンは4試合となっている。
しかし、出場時間という観点からみると、マドリーのMF、FW陣の中では下から3番目となっている。1番下は今季トップ昇格したFWマリアーノ・ディアス、下から2番目はケガで離脱中のカゼミーロ。そして、ハメスとなっている。
また、途中出場のうち、4試合は3枚目のカードとして登場。先日のマドリードダービーでも、3-0と試合が決した場面で最後の交代枠で登場したものの、出場時間は10分にも満たないという状況であった。
アルバロ・モラタ、ルーカス・バスケス、イスコといったライバルたちが次々と答えを出していく中で、ハメスだけがジネディーヌ・ジダン監督を納得させられない状況が続く。同紙も、「ハメスの未来は明るいものではない。ハッピーなマドリーのもう一つの側面だ」と締めている。
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