2000年生まれのFWモイーズ・キーン【写真:Getty Images】
ユベントスに所属するFWゴンサロ・イグアインが左大腿筋負傷により現地時間22日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)第5節のセビージャ戦に欠場することで、16歳のU-17イタリア代表FWモイーズ・キーンが初の2000年生まれの選手としてチャンピオンズリーグ(CL)にデビューする可能性が高くなっている。21日付の伊紙『コリエレ・デロ・スポルト』を含む複数紙が報じた。
イグアインは、現地時間19日に行われたセリエA第13節のペスカーラ戦で左足の筋肉を負傷。これによりクラブは21日、公式サイトを通じてCLのセビージャ戦に挑む招集メンバーからイグアインを外したことを発表した。
この結果、FWパウロ・ディバラとMFマルコ・ピアツァが負傷離脱中のユベントスに残されたFWは、マリオ・マンジュキッチとキーンの2人のみ。セビージャ戦にはマンジュキッチが先発で起用される見込みであるものの、キーンは唯一の代役FWとしてベンチに座ることになる。
ユベントスの下部組織で育ったキーンは、セリエA第13節のペスカーラ戦でセリエA初の2000年生まれの選手としてトップチームデビューを果たした新星だ。以前にもユベントスでは飛び級でU-20のチームでもプレーしており、そして今度は2000年生まれの選手として史上初めてCLにデビューできるチャンスが到来している。
グループの首位に立つセビージャと2ポイント差をつけられているユベントス。この試合は、グループの首位通過を目指す同チームにとって今季で最も重要な一戦の1つとなるが、果たしてこの試合でキーンはCLデビューを果たすことができるだろうか。
【了】