マンチェスター・ユナイテッドのフアン・マタ【写真:Getty Images】
直接的にゴールに関与した数というデータに基づけば、過去5年間のプレミアリーグで”最高のMF”はマンチェスター・ユナイテッドのフアン・マタだという。20日付の英紙『ミラー』が伝えている。
マタは2011年にバレンシアからチェルシーに加入。3年目のシーズン途中にはジョゼ・モウリーニョ監督のもとで序列が低下し、ユナイテッドへと移籍したが、今後はそのユナイテッド指揮官に就任したモウリーニョ監督と再会してプレミアリーグで自身6年目のシーズンを戦っている。
これまでの5年数ヶ月で、プレミアリーグ通算178試合に出場してきたマタは、計42ゴール41アシストを記録。合計83ゴールに直接的に関与したという数字は、MFの選手としては同期間のプレミアリーグで最多タイとのことだ。
マンチェスター・シティのダビド・シルバも31ゴール52アシストで合計83点を生み出しているが、より価値の高い得点の数で上回るマタがトップだと『ミラー』は結論付けている。3位はチェルシーのエデン・アザールで、48ゴール31アシストの計79点。とはいえ、2012年にプレミアリーグに加入したアザールはマタ、シルバより1シーズン短い期間での数字だ。4位以下にはヤヤ・トゥーレ、スティーブン・ジェラード、サンティ・カソルラという顔ぶれが続く。
マタは現地時間19日に行われたアーセナルとの大一番でも先制ゴールを記録。関係が不安視されたモウリーニョ監督から信頼を得て、重要な戦力としてユナイテッドに貢献を続けている。
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