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王者撃破のドルト指揮官、首位に立った昇格組を称賛「ドイツのレスターになれる」

text by 編集部 photo by Getty Images

RBライプツィヒ
好調を維持するRBライプツィヒ【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、自らのチームがバイエルン・ミュンヘンを撃破したことで単独首位に浮上したRBライプツィヒに賛辞を送っている。19日付の独メディア『シュポルト1』などが試合後のコメントを伝えた。

 現地時間19日に行われたブンデスリーガ第11節の試合で、ドルトムントはホームでバイエルンと対戦。4連覇中の王者に1-0の勝利を収め、前節まで無敗で首位に立っていたチームに今季初めて土をつけた。

 この結果、18日のレバークーゼン戦に勝利したことで暫定首位に立っていたRBライプツィヒがバイエルンと3ポイント差の単独首位で今節を終えることが決定。今季初めてブンデスリーガ1部に昇格したチームながら、ここまで11戦無敗という快進撃を続けている。

 トゥヘル監督は、このままRBライプツィヒが優勝までひた走ることもありえなくはないと考えているようだ。「昨年我々は、イングランドのレスター・シティという現象を目撃した。ライプツィヒにも全く同じことが可能だ」と試合後に語った。

 日本代表FW岡崎慎司も所属するレスターは、降格候補に挙げられる弱小チームという評価を覆し、昨季のプレミアリーグ制覇という快挙を成し遂げた。「ライプツィヒは決して一時的な成功ではない。本当に真剣に捉えるべきチームだ。去年のイングランドで起こったことと比較できる」とトゥヘル監督は話している。

 ブンデスリーガでは1997/98シーズンに、2部から復帰したばかりのカイザースラウテルンがいきなり優勝を飾ったという例もある。金満クラブとして批判も集めるRBライプツィヒだが、このまま走り続けることはできるのだろうか。

【了】

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