マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、イングランド代表で”泥酔事件”を起こしたマンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニーを擁護し、自身も現役時代には”飲んでいた”と明かしている。18日付の英紙『ガーディアン』などが伝えた。
ルーニーは、イングランド代表の宿泊していたホテルでオフの日に飲みすぎてしまい、醜態を晒したことが写真とともに報じられてしまった。代表キャプテンにふさわしくない行為であったとして批判が集まり、キャプテンを降ろされるのではないかとの見方もある。
一方で、リバプールのユルゲン・クロップ監督などから擁護の声も上がっている。ユナイテッドのライバルクラブの指揮官であるペップもそれに続いた。「私が現役時代に(スペイン)代表選手だった頃にも、時々酔っ払うことはあった」と自身の過去を振り返っている。
ピッチ外での行動はあくまでプライベートであり、他者が口出しすべきことではないとグアルディオラ監督は述べる。「私はプライベートな生活について誰かに何か言われたくはないし、他人のプライベートについてコメントすることはない。私はウェイン・ルーニーを強くリスペクトしているし、彼のキャリアや彼という人間をリスペクトしている」
さらにグアルディオラ監督は、プライベートでの行動は選手の自己責任のもとに行われるものであるとして、「協会が責任を持つことだとは思わない」ともコメント。イングランドサッカー協会(FA)の対応への不満を口にしたユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督とは異なる見解を述べている。
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