ハンブルガーSVに所属する酒井高徳【写真:Getty Images】
現地時間17日にハンブルガーSVのオフィシャルサイトで25歳の日本代表DF酒井高徳が新キャプテンに任命されたことを発表した。それに伴い、HSVを率いるマルクス・ギズドル監督のコメントも公開されている。
ギスドル監督はシーズン途中にもかかわらず、ヨハン・ジュルーからキャプテンの腕章を酒井へ引き継がせることを決めた。まず、この時期に主将交代を行った理由について「我々のチームに新しい文化をもたらす必要があると考えた」と話している。
また、酒井を指名したことに関しては「我々のチームに必要なものを高徳は全て兼ね備えている。彼は疲れを知らない不屈の精神を持ち、その場に倒れるまでプレーし続けるんだ。
性格もオープンであり正直者。コミュニケーションも取ることができ、プロとしての意識をフルに持っている。キャプテンとして模範になれる選手であると考えたんだ」と説明している。
ギスドル監督は酒井に対して大きな信頼を寄せているようだ。チームは降格圏内の最下位に沈んでおり、現在の状況を打破する必要がある。巻き返しに向けてチームに刺激を与えるためにも、主将交代という大きな決断をしたのだろう。
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