ガレス・ベイルとライアン・ギグス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのウェールズ代表FWガレス・ベイルは、これまでのキャリアで一緒にプレーした中で最高の選手として、マンチェスター・ユナイテッドで活躍した元ウェールズ代表のライアン・ギグス氏を選んだ。16日付の『ミラー』など英複数紙が伝えている。
ベイルは2013年に当時のサッカー界の記録を更新する移籍金でトッテナムからマドリーへ移籍。2度のチャンピオンズリーグ制覇を含めた数々の成功を収める過程の中で、FWクリスティアーノ・ロナウドを筆頭とする多くのスター選手たちとともに戦ってきた。
だが、これまでで最高のチームメートとして選んだのはそのマドリーの選手のいずれでもなく、代表チームでともにプレーした”レジェンド”だった。靴メーカー「フットロッカー」のCM撮影に際して行われたインタビューの中で、質問を受けたベイルは次のように返している。
「僕にとって、最も偉大な選手はライアン・ギグスだ。少年時代のヒーローだったし、世界のサッカー界のレジェンドでもある。同じウェールズ人だということもあるしね」
ベイルは2006年にウェールズ代表にデビューし、ギグスはその翌年に代表を引退。2人がともにプレーした試合はわずかしかなかったが、小国の誇る世界的なスター選手として、ギグスと入れ替わるようにベイルが頭角を現すことになった。
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