バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは来シーズン末限りでバルサを退団する可能性があると報じられたが、同クラブのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はメッシの残留を確信していると主張した。16日付のスペイン紙『マルカ』などが伝えている。
13歳で入団したバルサ一筋でプレーしてきたメッシだが、今年夏にはクラブからの契約延長の打診に対して一旦断りを入れたと報じられた。このまま契約が延長されなければ、現行契約が満了する2018年夏までにはバルサを去ることになる。脱税疑惑によりスペインでは裁判沙汰に悩まされる状況にあることに嫌気がさしているのが一因ではないかとの見方もある。
だがバルトメウ会長は、メッシがバルサを去ることは考えられないという見解を述べた。16日に行われた楽天とのスポンサー契約締結の会見の中で、「メッシはバルサでキャリアを終えることになると我々は確信している」と述べ、「彼は近年の我々に成功をもたらしてくれた選手だ」とメッシの存在の重要度をあらためて強調した。
もしメッシがバルサを離れることになるのであれば、元バルサの恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督が指揮を執るマンチェスター・シティが有力な移籍先候補になるのではないかとの憶測も伝えられている。バルサはメッシを説得し、新たな契約合意にこぎつけることができるだろうか。
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