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「ベンゼマがいれば仏代表はEURO優勝できたかも」 アンチェロッティが語る

text by 編集部 photo by Getty Images

カリム・ベンゼマ
レアル・マドリーのカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督は、レアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマはフランス代表にとって必要な選手だと考えている。13日に仏メディア『カナル・プリュス』のインタビューに語った。

 ベンゼマは昨年、代表でのチームメートだったMFマテュー・バルブエナに対する脅迫事件に関与した疑いで逮捕され、代表チームから除外された。フランスサッカー連盟からの活動停止処分が解除され、代表復帰が可能な状態となっても、依然として声がかからない状況が続いている。ベンゼマを招集しなかったフランス代表は自国開催のEURO2016で決勝まで進んだものの、ポルトガル代表に敗れて優勝を逃す結果に終わった。

 マドリーの監督としてベンゼマを指導していたアンチェロッティ監督は、ベンゼマがいればフランスが優勝できていた可能性もあると考えているようだ。「彼のいないフランスはEUROで勝てなかった。ベンゼマがいたとすれば、色々なことが変わっていたかもしれないと私は思う」と語った。

 アンチェロッティ監督はまた、マドリーで監督として成功を収めつつあるジネディーヌ・ジダン監督についてもコメント。「彼は私の選手でもあり、アシスタントでもあった。彼のキャリアや、彼が受けている称賛について非常に誇らしく感じている」と賛辞を送った。

 今季のベンゼマはクラブでも調子が上がらず、より好調なFWアルバロ・モラタを先発に起用すべきとの声も強くなっている。アンチェロッティ氏の期待に応え、ジダン監督のチームやフランス代表で再び輝きを放つことができるだろうか。

【了】

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