インテル、アルゼンチン代表などで活躍したディエゴ・ミリート【写真:Getty Images】
インテル、アルゼンチン代表などで活躍し、この5月に現役引退したディエゴ・ミリート。この12日には、彼の引退メモリアルマッチが開催され、多くのレジェンドたちも参加した。12日、アルゼンチン紙『クラリン』が報じている。
ミリート最愛のクラブにして最後のクラブとなったラシン・クラブのユニフォームに身を包んだ37歳は、前半は2001年のリーグ制覇チームで、後半は2014年のリーグ制覇チームでプレーした。
対戦相手となった「ミリート・フレンズ」にはハビエル・サネッティ、ワルテル・サムエル、フランチェスコ・トルド、イバン・コルドバ、弟のガブリエル・ミリートなどかつてのチームメイトが参戦した。ミリート自身もゴールを決め、またミリートの幼い子どももピッチに登場しプレーするなど、3万人を超えるファンを盛り上げた。
最後にミリートは「愛するラシン・クラブに感謝したい。私はこのクラブで生まれ、育ち、人間として成長し、選手として全てを手に入れた。夢を叶え、このユニフォームを着て、この愛するスタジアムを去る。愛するクラブ、愛する皆さん本当にありがとう」と感謝の思いを述べた。
ミリートはラシンでキャリアをスタートさせ、2003/04シーズンにイタリア・ジェノアへと移籍。その後、スペイン・サラゴサ、ジェノアを経て、2009/10シーズンにインテルに加入。同年のチーム3冠達成に大きく貢献した。そして、2014年に再びラシンに復帰していた。
【了】