スペイン代表のアリツ・アドゥリス【写真:Getty Images】
マケドニア代表との一戦でゴールを決め、86年ぶりにスペイン代表の最年長スコアラーの記録を更新したFWアリツ・アドゥリスが喜びの声を語っている。12日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
35歳275日で代表戦ゴールを決めたアドゥリスは、試合後の会見で「気分がいいに決まっている。この年齢でこの場にいられて非常に光栄だ。自分の仕事をエンジョイし、満足している」と喜びを語る。
そして「チームの力になるため、常に自分のベストを尽くしている。常にそれを心がけており、時にうまく行くときもあれば、そうはいかない時もある。だが、トレーニングというのはそれとは関係ないところにあるものだ」と続ける。
また、この日のゲームについて「ゴールをこじ開けるのに苦労した。あそこまで後ろに引かれると簡単ではない。だが、勝ち点3を獲れて満足している」と述べ、「我々は素晴らしいチームだ。今日は主力選手が欠けていたが、他の選手たちのレベルも非常に高い」とコメントしている。
アドゥリス以前の記録は、ホセ・マリア・ペーニャ氏が、1930年11月30日のポルトガル代表戦でマークした35歳225日となっていた。昨シーズンもリーグ戦で20得点をマークするなど、アドゥリスに衰えは見られない。今後も自身が作った記録を更新し続けてくれそうだ。
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