ネイマール、リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
サッカー界の年間最優秀選手に贈られる「バロンドール」の最終候補3名は、昨年の「FIFAバロンドール」と同じ顔ぶれとなるのだろうか。主催者である『フランス・フットボール』誌がそのことを示唆している。
国際サッカー連盟(FIFA)との合同により「FIFAバロンドール」として受賞者が選ばれていた賞は、今年から再び2009年までの「バロンドール」に回帰。『フランス・フットボール』が単独で年間の最優秀選手を選出する。
その『フランス・フットボール』誌は公式ウェブサイトのバロンドールのセクションに、「バロメーター」と題されたページを設けた。「11月30日に(バロンドール)最終候補3名が発表されるまで、候補たちの週末のパフォーマンスの動向をまとめていく」と記されたそのページには、現時点で3人の選手の写真と名前が並べられている。
その3人はバルセロナのFWリオネル・メッシとFWネイマール、そしてレアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウド。昨年のFIFAバロンドールの最終候補でもあった3人だ。そしてメッシとネイマールには緑色の上向きの矢印、C・ロナウドには黄色い「=」の記号が付けられ、メッシとネイマールの「バロメーター」が上昇していることが表されている。
マドリーでのチャンピオンズリーグ優勝とポルトガル代表でのEURO2016制覇を成し遂げたC・ロナウドだが、今季はここまでやや低調。現時点ではメッシやネイマールにリードを許しているということだろうか。
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