マンチェスター・ユナイテッドのバスティアン・シュバインシュタイガー【写真:Getty Images】
シュトゥットガルトの元ドイツ代表MFケビン・グロスクロイツは、マンチェスター・ユナイテッドで出場機会を失っているMFバスティアン・シュバインシュタイガーがチームに加入してくれることを望んでいるようだ。11日付のドイツ紙『ビルト』がインタビューを伝えた。
シュバインシュタイガーは、今季からユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督のもとで出場機会を得ることができていない。10月末にようやくトップチームの練習に復帰したとはいえ、ユナイテッドで未来があるかどうかは定かではなく、クラブは同選手を1月に放出する考えだとも報じられている。
ユナイテッドを離れるのであればメジャーリーグサッカー(MLS)への挑戦が有力ではないかとも言われるが、グロスクロイツはシュバインシュタイガーにシュトゥットガルトへの加入を呼びかけた。「もちろん、彼が冬に来てくれるなら大歓迎だ。みんなハッピーになれるだろうね」と話している。
ボルシア・ドルトムントでMF香川真司とチームメイトとしてプレーしていたグロスクロイツは、2014年W杯のドイツ代表メンバーに選出され、出場機会はなかったとはいえ世界王者の一員となった。その際に同じチームで戦ったシュバインシュタイガーと親しくなったという。
今季はブンデスリーガ2部へと降格し、1部復帰を目指して戦っているシュトゥットガルトには、日本のMF細貝萌とFW浅野拓磨も所属している。ドイツ代表や所属クラブで大きな成功を収めてきたベテランMFが2人のチームメイトとなる可能性もあるのだろうか。
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