マンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロは、メディアで騒がれていたようなジョゼップ・グアルディオラ監督との関係悪化は存在しなかったと主張し、シティを離れる可能性も否定している。9日に米メディア『ESPNラジオ』に語った。
シティのエースストライカーとしてゴールを量産してきたアグエロだが、今季から就任したグアルディオラ監督との間に問題があるとも噂されていた。10月にはプレミアリーグのエバートン戦やチャンピオンズリーグのバルセロナ戦で先発を外されたこともあった。
ペップ監督の好む起用法に適さないのではないかとの見方もあり、シティでのベンチ生活が待っているのではないか、他クラブへ移籍するのではないかとの憶測も持ち上がっていた。だが、その後先発に復帰して再びゴールを決め始めているアグエロは、そういった噂を全て一蹴した。
「少し前にレアル・マドリーの噂があったけど、実際には僕はシティですごく幸せだよ。特にペップがやってきてからはね」とアグエロは語る。「監督が力になってくれると、落ち着くことができるし、より自信を持てるものだ」とグアルディオラ監督への信頼を強調し、「ペップとの間にも何も問題が起こったことはない」と確執を否定した。
「どこから噂が出てきたのか分からないが、僕はシティで幸せだ。契約を満了し、それからインデペンディエンテへ戻りたい」と、アグエロは母国の古巣へ復帰する以外の移籍の可能性を否定している。
アグエロはシティとの契約を2019年まで残し、2020年までの延長が合意に達してるとも報じられている。現在はロシアW杯予選のためアルゼンチン代表に合流しており、10日にブラジル代表との大一番に臨む。
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