神戸の相馬崇人と磐田の森島康仁【写真:Getty Images】
2016シーズンのJ1はリーグ戦が終了し、残すはチャンピオンシップのみとなった。各クラブは今シーズン限りで現役を引退する選手や、契約満了によりクラブを去る選手について発表を行い始めている。
J1のヴィッセル神戸は、34歳のDF相馬崇人が現役を引退することを10日に発表。相馬は神戸のほか東京ヴェルディや浦和レッズでプレーし、ポルトガル1部のマリティモやドイツ2部のコットブスに在籍して欧州でのプレーも経験した。「14年間を振り返って思い残すことも無く、自分自身のなかではやり切った思いがある」と相馬はコメントし、自身のキャリアを支えてきたクラブや関係者らに感謝の言葉を述べている。
ジュビロ磐田は、ともに29歳のFW森島康仁とFW中村祐輝が契約満了に伴い退団することを発表した。セレッソ大阪や大分トリニータ、川崎フロンターレでプレーし、日本代表への招集経験もある”デカモリシ”こと森島は、川崎Fからの期限付き移籍も含め磐田で2年間プレー。中村はチェコやスロバキアなど東欧でプレーしてきた異色のキャリアの持ち主で、FC岐阜を経て2015年から磐田に在籍していた。
柏レイソルは、31歳のGK稲田康志が今季限りで契約満了となることを発表。稲田は2010年7月にロアッソ熊本から柏へ移籍して6年半在籍。「今も、そしてこれからも柏レイソルが大好きです」と感謝を述べつつ、「新しい場所に行っても応援して頂けたら嬉しく思います」と現役続行への意欲を見せている。
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