マンチェスター・ユナイテッドのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドに所属するFWズラタン・イブラヒモビッチは、パリに滞在していた4年間に一度もエッフェル塔を見学しなかったようだ。ユナイテッドの公式誌『インサイド・ユナイテッド』が伝えている。
契約満了により4年間所属していたパリ・サンジェルマン(PSG)を退団し、今夏にユナイテッドへ加入したイブラヒモビッチ。同選手はその間に様々なタイトル獲得に貢献する大活躍をしてチームの象徴となり、フランス・リーグアンを象徴する選手となったが、その4年間に一度もパリの象徴であるエッフェル塔に見学をしには行かなかったという。
イブラヒモビッチは、「オレはエッフェル塔をオレの銅像と取り換えるよう望んだけれど、彼らはそうしなかった」とインタビューで答えると、「もし今からそうするのであれば、そのうち見学をしに行くよ」と微笑みながらいつもの“イブラ節”を炸裂させた。
実際その通り、昨季にあたる現地時間今年3月13日に行われたトロワ戦で圧勝してリーグアン史上最速優勝を果たした後、「オレは来季、PSGにはいないだろう。残すは1ヶ月半だけだ。もしエッフェル塔に代わってオレの銅像を建てるなら、残ってやってもいいぜ。約束だ」とイブラヒモビッチは自身の去就について述べている。
先日行われたプレミアリーグ第11節では、プレミアリーグでの通算2万5000点目という記念のゴールを決め、さらに自身にとってクラブキャリア通算400点目のゴールをも決めたイブラヒモビッチ。そのような自身の偉大さと比べると、イブラヒモビッチにはエッフェル塔でさえ小さく見えてしまうのかもしれない。
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