イタリア代表を率いるジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督は、FWマリオ・バロテッリの代表復帰をまだ考えていないようだ。同指揮官のコメントを、伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。

　若い頃からその才能を高く評価されてきたバロテッリだが、問題行動を繰り返し、期待を裏切ってきた。それでも、この夏にニースに加入すると、フランスで躍動。現在リーグアンで首位を快走するチームで公式戦7得点を挙げている。

　となれば、母国イタリアで代表復帰を推す声が出るのは自然な流れ。イタリア代表監督にも、バロテッリに関する質問が飛んだ。

　ヴェントゥーラ監督は、「彼は2ヶ月前に戻ってきた。その前は1年半プレーしていなかったね。2ヶ月で突然、その人が変わったと考えることはできない」とコメント。現時点ではバロテッリの招集を考えていないようだ。それでも「もちろん、彼の気持ちを知りたいからこれから話すよ」と語り、扉は閉ざしてない。

　バロテッリ本人は先日、「これまでとは別人になった」と仏メディアに語っていた。ヴェントゥーラ監督がその変化を成長と認める日は訪れるのだろうか。

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