レアル・マドリーのマルティン・ウーデゴー【写真:Getty Images】
フランスのレンヌは、冬の移籍市場で、今夏獲得を断念したレアル・マドリーの17歳のMFマルティン・ウーデゴーの獲得に再び動くようだ。5日、スペイン紙『アス』が報じている。
同クラブのOBであり、フランス代表でも活躍し、現在クラブの相談役を務めるミカエル・シルヴェストル氏は、フランスメディアの取材に対し「ウーデゴーの件はクローズしていない。1月を待とうではないか」と答え、獲得に含みを持たせる発言をしている。
レンヌはこの夏も同選手の獲得に動いたが、まだこのノルウェー人選手が17歳ということで、FIFAの未成年移籍に関する規定に触れることを恐れたマドリーがこの話を拒絶したという経緯がある。
結局マドリーのBチームに残留となったが、この12月に18歳となるウーデゴー自身も「1月に再び市場は開く。年内は様子を見る」と夏の時点で移籍に前向きなコメントを残していた。
2015年5月25日のヘタフェ戦で、16歳と156日というクラブ史上最年少デビュー記録を樹立した神童ウーデゴーは、出場機会を求めフランスへと旅立つことになるのだろうか。
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