注目のノースロンドンダービーは決着つかず【写真:Getty Images】
【アーセナル 1-1 トッテナム プレミアリーグ第11節】
イングランド・プレミアリーグ第11節、アーセナル対トッテナムの”ノースロンドン・ダービー”が現地時間6日に行われ、オウンゴールとハリー・ケインのゴールにより1-1で引き分けた。
開幕戦以来公式戦15試合負けなしと、好調を維持している3位タイのアーセナル。マンチェスター・シティがミドルスブラと引き分けたために、万一この試合に勝利すれば暫定首位に立っているチェルシーを抜いて単独首位に立てる可能性がある。
一方リーグ唯一の無敗をキープしている5位のトッテナムでは、9月のサンダーランド戦で足首を痛めたケインが6試合ぶりにリーグ戦に復帰し、先発出場を果たした。
試合開始して21分、そのケインが右サイドからのクロスに頭で合わせるも、シュートは僅かに枠を逸れる。41分にはウォルコットがエリア外から強烈なシュートを放つも右ポストに直撃。
そして迎えた42分、アーセナルが得たフリーキックからトッテナムのヴィマーが頭で自陣ゴールに放り込み、ラッキーな形で先制に成功したアーセナルが1点リードして前半を折り返した。
後半開始直後にはトッテナムも反撃に出る。50分、デンベレがエリア内でコシエルニーに倒されPKを獲得。これをケインが確実に決めて試合を振り出しに戻した。
勝負をつけたいアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、3枚のカードを切る。コクランをラムジーに代え、イウォビをジルーに代え、ウォルコットをオックスレイド=チェンバレンに代えた。
しかし、両チーム共にチャンスが訪れるも結局試合は動かず、ノースロンドン・ダービーは1-1で引き分け。アーセナルは公式戦16試合で無敗を維持しているものの、単独首位浮上のチャンスを逃した。
【得点者】
42分 1-0 オウンゴール(アーセナル)
51分 1-1 ケイン(トッテナム)
【了】