ブラジル代表前監督のドゥンガ氏【写真:Getty Images】
ブラジル代表前監督のドゥンガ氏は、中国に新天地を求めることになるのだろうか。北京国安の監督就任に近づいていると、4日付のブラジルメディア『UOL』が伝えた。
現役時代にブラジル代表キャプテンとして活躍したドゥンガ氏は、2006年に一度目のブラジル代表監督就任。2010年W杯で準々決勝敗退に終わったあと解任された。2014年には自国開催のW杯で屈辱的大敗を喫したセレソンの再建を託されて再び監督に就任したが、今年の夏に行われたコパ・アメリカ・センテナリオでまさかのグループステージ敗退に終わり、二度目の解任を味わうことになった。
報道によれば、ドゥンガ氏の代理人は現在中国を訪れ、北京国安との2年契約に向けた交渉を行っているという。北京では、ドゥンガ監督からの招集も受けていた現役ブラジル代表のMFレナト・アウグストや、同じく代表歴のあるMFラウフもプレーしている。
今シーズン開幕から北京国安の指揮を執っていたのは元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏だったが、成績不振により5月に解任される結果に終わった。その後元中国代表の謝峰氏が暫定監督を務めたチームは調子を上げ、最終的に5位で今季の中国スーパーリーグを終了している。
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