マドリー戦の敗戦を悔やむ【写真:goal.com】
22日に行われたリーガエスパニョーラ第17節、バレンシアは本拠地メスタージャでレアル・マドリーに2-3と敗戦した。ニコ・エステベス暫定監督は、チームのパフォーマンスをたたえながらも、敗れたことを嘆いている。
17日にミロスラヴ・ジュキッチ監督を解任し、暫定でエステベス監督に指揮を託しているバレンシア。シンガポールの投資家にクラブを買収される可能性も浮上しており、クラブ状況は混沌としているが、22日のマドリー戦では2度先行されたところを追いつくなど善戦した。
エステベス暫定監督は、マドリー戦後の公式会見で以下のように試合を振り返っている。
「メリットは選手たちのものだ。ハードワークをして、素晴らしい試合をしてくれた。この変化の主役は選手たちだ。ただ、勝ち点をまったく獲得できなかったのは残念だったけれどね。だが、感覚はポジティブなものだ」
「非常に責任ある1週間だった。しかし、より重要な1週間は今後迎えることになるだろう。そのように考えなければ、2日の間に私はここで不要になる。できる限りの手段を尽くしたが、私の側にはうまく進むように助けてくれる人がいるんだ」
バレンシアはリーガ17試合を終えて、降格圏内から5ポイント差の11位につけている。