バルセロナのマーク=アンドレ・テア・シュテーゲン【写真:Getty Images】
バルセロナの守護神マーク=アンドレ・テア・シュテーゲンが、GKクラウディオ・ブラーボとのローテーション生活について、「これがもう一年続くのは厳しかった」と語っている。3日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
スペインメディアのインタビューに臨んだテア・シュテーゲンは、マンチェスター・シティへと移籍したブラーボとの2シーズンに渡るローテーション制について「私は常にバルセロナに残りたかったし、チームの決定に満足している。今季も最初の2試合をブラーボがプレーしていたように、これをもう一年続けることはしんどいことだった」と述べる。
そして「2人とも常にプレーしたいと思っており、複雑な状況だった。(ブラーボが移籍したことが)これが2人にとってベストだったのだ。2人の関係は常によかったし、プロフェッショナルで誠実なものであった」と24歳のドイツ人GKは語っている。
2014/15シーズンに加入し、今季でバルセロナ3年目を迎えているテア・シュテーゲン。1年目の出場は全てカップ戦のみでリーグ戦の出場はゼロ。昨季はリーグ戦7試合に出場し、スペイン国王杯優勝にも貢献したが、チャンピオンズリーグではベスト8で敗れ消化不良の時を過ごしていた。
ヤスパー・シレッセンという新たなライバルがやってきたが、ようやく手にした正守護神の座は簡単には手放せないところだ。
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