バルセロナのアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】
今季、すでに公式戦で3敗を喫しているバルセロナ。その3試合すべてに重なる2つの条件があるという。3日、スペイン紙『アス』が報じている。
バルセロナの3敗は、リーガエスパニョーラ第3節のアラベス戦、第7節のセルタ戦、そしてチャンピオンズリーグでのマンチェスター・シティ戦(アウェイ)で喫したものだ。
この3試合で共通する一つ目の条件は、MFアンドレス・イニエスタが欠場あるいはベンチスタートということだ。アラベス戦では1-1という64分からの出場。セルタ戦では前半にまさかの3失点を喫し、0-3という後半開始からの投入。そして、シティ戦は負傷欠場している。
幾多の栄光を手にしてきたイニエスタも今年で32歳。今季もフル出場はわずか2試合となっている。しかし、ゲームの流れを作る上でこのベテランの存在がやはり重要なことが見て取れる。
そして、もう一つの条件とはエースストライカーのルイス・スアレスがノーゴールに終わっていることである。昨季のリーガ得点王スアレスは、今季もリオネル・メッシと並びトップに立っている。しかし、今やこのウルグアイ人FWが不発に終わるとチームの勝敗にも影響が出ているようだ。
もちろん敗因は他にもあるのだろうが、イニエスタの不在と、スアレスの不発が重なるとチームの勝敗に影響が出ているというのは何とも面白い傾向である。
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