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長友、イタリアで公式戦通算200試合出場。中田氏の記録に迫る

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都
インテルの長友佑都【写真:Getty Images】

 インテル所属の日本代表DF長友佑都は、現地時間3日に行われたヨーロッパリーグ(EL)のサウサンプトン戦に出場したことで、イタリアでの公式戦出場通算200試合を達成した。

 長友は2010年夏にFC東京からチェゼーナへ移籍し、セリエAでのプレーをスタート。その半年後に名門インテルへの移籍を果たし、今季でイタリアでの7シーズン目を迎えている。

 半年のみの在籍だったチェゼーナではセリエAで計16試合に出場。インテルでは厳しいポジション争いや負傷などに苦しみながらも着実に出場数を重ね、これまでセリエAで147試合、コッパ・イタリアで13試合、チャンピオンズリーグで10試合、予選を含むELで計14試合に出場してきた。

 節目の200試合目となったサウサンプトン戦には先発で出場し、DF吉田麻也との日本人対決となったが、後半には自身のオウンゴールで痛恨の決勝点を奪われてしまった。試合は1-2の敗戦に終わり、200試合出場を勝利で飾ることはできなかった。

 日本人選手としてイタリアで最多の出場数を記録しているのは、1998年から2005年にかけてペルージャ、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナでプレーした元日本代表MFの中田英寿氏。セリエAで通算182試合、イタリアで公式戦通算227試合に出場している。

 今季はこれまで以上に厳しいポジション争いを強いられている長友だが、インテルがELやコッパ・イタリアで勝ち進んだ上である程度定期的に出場機会を得ることができれば、早ければ今季中にも中田氏を抜いてイタリアで最も多くの試合に出場した日本人選手となれる可能性がある。

【了】

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