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名将エリクソンが上海上港を退任。後任にポルトガル人の名将を招聘へ

text by 編集部 photo by Getty Images

スベン・ゴラン・エリクソン監督
上海上港の指揮官を務めていたスベン・ゴラン・エリクソン監督【写真:Getty Images】

 中国スーパーリーグの上海上港を率いるスベン・ゴラン・エリクソン監督が今季限りで退任し、後任にポルトガル人のアンドレ・ビラス・ボアス氏が就任する見通しとなった。3日に英紙『thatsmags』が報じている。

 クラブではマンチェスター・シティやローマ、代表ではイングランドやメキシコなど、これまでに多くのクラブを率いた経験があるエリクソン監督。

 2013年に広州富力の指揮官に就任すると、2015年からは上海上港を率いていた。就任初年度でリーグ戦2位の成績を残しACL出場権を獲得。今季はそのACLでベスト8の成績を残している。

 今夏の移籍市場ではブラジル代表FWフッキを獲得するなどして積極的に補強を行った。リーグ戦は3位に終わったが、それでもクラブ側は監督交代の決断を下したようだ。

 同紙によると、後任にボアス氏が就任する見通しとのこと。ボアス氏は過去にチェルシーやトッテナム、ゼニトなどを率いた経験がある。

 2010年にはクラブ史上最年少としてポルトの指揮官に就任し無敗優勝を達成。ヨーロッパリーグ優勝も果たし数多くの記録も残している。来季の上海上港は、新たな名将のもとでチーム力を強化することになりそうだ。

【了】

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