ワルシャワと対戦したレアル・マドリー【写真:Getty Images】
現地時間2日にチャンピオンズリーグ(CL)第4戦が行われ、レアル・マドリーはレギア・ワルシャワと対戦し3-3の引き分けに終わった。試合は点の取り合いとなったが、その試合からマドリーの守備の脆さが浮き彫りになっている。
40分にワルシャワのヴァディス・オジジャ・オフォエにゴールを許したシーンでは、マドリーの選手がマークにつくのが遅く、個人技で突破された形となった。
また、58分に失点したシーンでもミロスラフ・ラドヴィッチにマドリーの選手が振り切られる形となって個人技でゴールを決められている。
さらに83分にはワルシャワのパスの連携から、完全フリーになったティボール・ムランが楽々とゴールを決めていた。
この試合でワルシャワが放ったシュートは計10本、そのうち枠内シュートは4本だけ。わずかなチャンスで3得点決められていたことになる。
対するワルシャワの被シュート数は28本で、ブロックした回数は7回。クリアした回数に至っては24回となっている。多くのチャンスをマドリーに作られていたが、体を張って失点を防いでいた。
マドリーは今季ここまでCL4試合を戦い7失点していることから見ても、守備の脆さが課題と言えるだろう。戦術的な部分もあるかもしれないが、早急に守備のテコ入れをする必要性がありそうだ。
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