レアル・マドリーのカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
元レアル・マドリー監督のファビオ・カペッロ氏が、古巣のFW争いについて言及し、カリム・ベンゼマがスタメンである理由が「フロレンティーノ・ペレス会長のお気に入り」だからと述べている。1日、スペイン紙『マルカ』などが報じている。
スペイン国内でも話題になっているレアル・マドリーのスタメン問題。ベンゼマより好調なアルバロ・モラタの起用を推すメディアも多い中、カペッロ氏もこの件についてコメントしている。
「ベンゼマかモラタかという問題は、こういう問題を抱えている全ての監督が感じるジレンマだ。だが、ジネディーヌ・ジダン監督はうまくやっている」と述べる。そして、「まずベンゼマをスタメンで使う。なぜなら彼はペレス会長のお気に入りだからね。そして、試合を決定づけるべく、モラタを投入する。このジダン監督のやり方はベストであろう。結果がその理由を物語っている」と続けている。
ベンゼマの起用理由がカペッロ氏の言う通りかはともかく、メディアが選手起用について様々な意見を述べる中、ジダン監督にとって名将カペッロ氏からのお墨付きは何よりの安心材料に違いない。
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