パリ・サンジェルマンのグジェゴシュ・クリホビアク【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマンのウナイ・エメリ監督は調子の上がらない2人の新戦力に頭を悩ませているようだ。1日、スペイン紙『アス』が報じている。
セビージャをヨーロッパリーグ3連覇に導いたウナイ・エメリ監督を招聘し、更なるステップアップを狙ったPSGだが、5連覇を狙うリーグ戦でここまで3位と絶対王者の存在感を見せていない。
そんな中、同紙は今季の補強の目玉となった2選手がベンチ生活を送っていることを指摘する。1人目は3360万ユーロ(約38億7000万円)という今季最大の買い物となったMFグジェゴシュ・クリホビアクだ。エメリ監督の要望でセビージャから共にPSGにやって来たポーランド人MFはシーズン当初には出場機会を得ていたが、10月に入ると激減し、ベンチがすっかり定位置となっている。
もう一人がレアル・マドリーから2500万ユーロ(約28億8000万円)で加入したFWヘセだ。この23歳のFWは未だ150分程度の出場時間にとどまり、ノーゴールという状況だ。ベンチ生活に不満を述べたり、私生活の乱れなど、ピッチ外での話題を提供し続けている。
彼らより安価で加入したGKアルフォンス・アレオラ、DFトマ・ムニエが奮闘しているだけに、エメリ監督も、2人の高額な選手にも一層の奮起を期待したいところだろう。
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