ルドゴレッツに所属するクラウディウ・ケセル(右)【写真:Getty Images】
現地時間1日にアーセナルはチャンピオンズリーグ(CL)第4戦でルドゴレッツ・ラズグラドと対戦する。前回対戦は6-0の圧勝に終わったが、今回はそう簡単に勝たせてくれない可能性もありそうだ。
アーセナルは開幕戦のリバプール戦で負けて以降、ここまで公式戦14戦無敗を継続している。アレクシス・サンチェスやメスト・エジルなどが好調をキープしており、復帰したばかりのオリビエ・ジルーもゴールを決めた。
負ける要素は見当たらないものの油断は禁物。ルドゴレッツに所属する選手の中で特に注意すべきなのはルーマニア代表FWクラウディウ・ケセルだ。
2014/2015シーズンのヨーロッパリーグ(EL)オールボーBK戦で最初のゴールから約11分間でハットトリックを達成し、スティーブン・ジェラードが持っていた記録を塗り替え、“”EL最速ハットトリック“の新記録を保持している。
さらに、現地時間10月28日に行われたドゥナフ・ルセ戦でハットトリックを達成するなど、今季公式戦17試合出場で11得点を記録。過去にはシーズンを通して28得点を記録した年もあり、十分な得点能力を備えている。
前回対戦では途中出場だったため出場時間は短かったが、今回は先発起用されるかもしれない。フル出場するとなれば、アーセナルにとって厄介な相手となりそうだ。
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