2G1Aの大活躍に最高点が並ぶ【写真:goal.com】
21日に行われたブンデスリーガ第17節でマインツはハンブルガーSV(HSV)と敵地で対戦し、3-2で白星を収めた。フル出場を果たしたFW岡崎慎司は、2ゴール1アシストの大活躍でチームを勝利に導いている。
岡崎は30分、相手GKヤロスラフ・ドロブニと1対1の決定機を逃すも、後半開始直後に見事な立ち直りを見せた。47分、MFユネス・マリのスルーパスに飛び出し、冷静なシュートでゴールネットを揺らしている。
さらにその3分後、今度はペナルティーエリア左に駆け上がった岡崎は、中央にラストパス。FWニコライ・ミュラーが倒れながら押し込み、マインツが逆転に成功する。その後で同点に追いつかれたが、アディショナルタイムには劇的な決勝弾を決め、岡崎はこの一戦で決定的な仕事をした。
この活躍はブンデスリーガ公式ウェブサイトでのマン・オブ・ザ・マッチ選出に続き、ドイツメディアでも最高の評価を得ている。
『ビルト』(チーム平均点2.83)は、岡崎のパフォーマンスに両チーム単独ベストの1をつけた上で、第17節ベストイレブンに選出した。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
『キッカー』(チーム平均点3.1)でも単独ベストの1だった。もちろんマン・オブ・ザ・マッチで、第17節ベストイレブンに選出。さらには第17節のMVPにまで選んでいる。マッチリポートでは「逃したビッグチャンスの後、素晴らしい反応を見せた。2ゴール1アシストと、果てしない意志の強さでだ」と、ゴールに向かい続ける姿勢を絶賛された。
マインツで16試合8ゴールと得点力を発揮している岡崎。ウィンターブレークを挟んで1月25日に行われる次節では、昨季まで所属していたシュトゥットガルトとアウェーで戦うことになる。