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古巣マンUを完封したGKがイブラの強烈弾を振り返る「腕を折られそうだった」

text by 編集部 photo by Getty Images

トム・ヒートン
バーンリーのトム・ヒートン【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドの猛攻を無得点に抑えたバーンリーのGKトム・ヒートンは、相手FWズラタン・イブラヒモビッチの強烈なシュートに「腕を折られそうだった」と振り返った。現地時間29日の試合後に英メディア『BBC』に語っている。

 プレミアリーグ第10節の試合でバーンリーをホームに迎えたユナイテッドは、37本という驚異的なシュート数を記録しながらもゴールを奪うことができなかった。12本のシュートを放ったイブラヒモビッチも無得点に終わり、試合は0-0のスコアレスドローでタイムアップを迎えた。

 完封の立役者となったのは、イングランド代表として1試合の出場経験もある守護神ヒートンだった。ユース時代も含め2002年から2010年までユナイテッドに所属しながらもトップチームデビューを果たせなかったGKは、古巣相手に今季のプレミアリーグで最多タイとなる11回のセーブを記録している。

 中でも見事だったのは、後半にイブラヒモビッチの決定的なボレーを弾き返したプレー。ゴールエリア内の至近距離からイブラヒモビッチがフリーで放ったジャンピングボレーを右腕1本で阻んでみせた。その後ヒートンは腕を抑えて痛そうな様子を見せ、治療を受けることになった。

「後ろに味方2人がいるのは分かっていたから、飛び出してスペースを詰めるべきだと思った」とヒートンはそのプレーについて振り返っている。「幸いボールは僕に当たってくれたけど、腕を折られそうだったよ!」とイブラヒモビッチのシュートの威力を強調した。

 バーンリーは今季アウェイで開幕から3連敗だったが、初の勝ち点獲得となった。暫定13位に位置するチームは、次節はクリスタル・パレスをホームに迎える。

【了】

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