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古巣ナポリの敗戦を悲しむマラドーナ氏「私の頃なら4-0で勝っていた」

text by 編集部 photo by Getty Images

ディエゴ・マラドーナ
元ナポリのディエゴ・マラドーナ氏【写真:Getty Images】

 ナポリのレジェンドである元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏が、宿敵ユベントスとの大一番に敗れた古巣にメッセージを送った。フェイスブックの自身のアカウントに動画を投稿している。

 現地時間29日に行われたセリエA第11節の試合で、ナポリはアウェイでユベントスと対戦。今夏に巨額の移籍金でナポリからユベントスへの“禁断の移籍“を実行したFWゴンサロ・イグアインに決勝点を奪われ、1-2で敗れる結果に終わった。

 かつてナポリに2度のスクデットをもたらした伝説的存在であるマラドーナ氏は、30日に56歳の誕生日を迎えるのに合わせて動画を公開。ユベントス戦の敗戦を悲しみつつ、イグアインの“裏切り“にも言及している。

「今日私は56歳になるが、悲しく思う。ナポリがユベントスに敗れたからだ」とマラドーナ氏。「私の頃のナポリなら、間違いなくユーベから4点を奪っていただろう。父親たちに聞いてみるといい。今のユーベは、我々と戦っていた頃のユーベではない」と語った。

 一方で、ナポリサポーターから宿敵への移籍を咎められるイグアインについてもコメントしている。「私は裏切ることはない。イグアインがしたことは関係ない。彼は彼の道を進んでいけばいいだろう。私は決してナポリのユニフォームを裏切ったことはない」と述べ、イグアインと自身との違いを強調した。

 マラドーナ氏は1984年にバルセロナからナポリに加入。当初は弱小チームだったナポリを2度のリーグ優勝に導くなど黄金時代を築き上げ、今でもナポリサポーターに“神“のように崇められている。

【了】

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