ダービー勝利も判定への不満をうかがわせる【写真:goal.com】
インテルは22日、セリエA第17節でミランとのミラノダービーに臨み、1-0と勝利を収めた。だが、ワルテル・マッツァーリ監督は判定への不満もうかがわせている。
終盤のFWロドリゴ・パラシオのヒールキックでのゴールで、年内最終戦となる大一番を制したインテル。だが、マッツァーリ監督はそのパラシオに対するPKもあったはずだとほのめかしている。試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で、同監督は次のように語った。
「我々は決して気を緩めてはいけない。だが、後半のプレーを考えれば、勝ち点3を挙げられなかったら残念だったところだ」
「我々はPKに期待してはいけない。我々は笛を吹いてもらえないのだからね。パラシオに対する(クリスティアン・)サパタのファウルは明らかだったが、我々はアンラッキーなんだ」
一方で、マッツァーリ監督は試合について次のように述べている。
「(リカルド・)アルバレスが出場停止でいなかったことは、我々にとって非常に大きかった。前半はミランの厳しいプレスに苦しんだよ。おそらく、失点していたら、我々は負けていただろう。だが、後半は私がいつも見たいと望むインテルを見ることができた。ゴールに魔法がかかっているかのようだったが、うまくいったね」
「後半は(マテオ・)コバチッチを投入してクオリティーを少し高めた。彼はよくやってくれたよ。より成長し、チームに手を貸してくれた。少し前までは、素晴らしいドリブルをしても、ボールを奪う力がなかったが、今日はそうじゃなかった」