マルセイユのDF酒井宏樹【写真:Getty Images】
日本代表DF酒井宏樹は、今季に加入したフランス・リーグアンの名門マルセイユでプレーしていることに満足していることを語った。28日に行われた記者会見の内容をフランスの「フットボール365」など複数が報じている。
昨季に契約満了でドイツのハノーファーを退団し、フリートランスファーでマルセイユに加入した酒井。今季のリーグ戦には主力として全10試合に先発出場しており、先日後任監督として就任したリュディ・ガルシア監督のもとでも引き続き先発出場を果たしている。
酒井にとってキャリアで初の名門クラブへの加入となるが、「ここに来た時には、監督やチームメートがかなりサポートしてくれました」と温かく迎えられたことを語ると、「マルセイユはビッグクラブだし、ここでプレーできて幸せです。大きなプレッシャーがかかっていますけど、できるだけ長くここにいたい」とマルセイユでプレーすることへの満足感を述べている。
そして酒井は、「1週間に2回フランス語を学んでいます」とチームや環境にできるだけ早く溶け込むために熱心に言語を勉強していることも明かすと、「試合中には左とか右とかフランス語で話そうとしていますし、無理なら英語で伝えています」とできるだけフランス語でコミュニケーションをとろうとしていることを伝えた。
酒井が所属するマルセイユは現地時間30日にボルドーと対戦する。同メディアは、酒井が筋肉に痛みを感じていることで出場は未だ不明だと伝えているが、酒井が名門クラブで満足できていることは間違いないようだ。
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