2014年の巻き返しに期待【写真:goal.com】
22日のリーガエスパニョーラ第17節、レアル・マドリーは敵地メスタージャでのバレンシア戦を3-2で制した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、ミロスラヴ・ジュキッチ氏を解任し、ニコ・エステバス暫定監督が指揮を取るバレンシアに称賛の言葉を送っている。
スペイン『マルカ』がイタリア人指揮官のコメントを伝えた。
「監督が代わったチームというものは、それまで以上の意欲を示すものなんだ。相手チームの監督には常に敬意を持っている。ニコは33歳と若く、多くの仕事をこなさなければならない。今日は勝利という結果が重要だった」
3位で2013年のリーガ日程を消化したマドリー。アンチェロッティ監督は、ここまでの成果に満足感を表している。
「現時点では首位バルセロナと2位アトレティコ・マドリーがリーガ優勝の本命だ。彼らとの勝ち点5差は、決して少なくはない。今日のバレンシア戦は、大きなプレッシャーのかかる重要な試合だったね」
「今季の前半戦に満足感を得ているし、2014年に期待も抱いているよ。レアル・マドリーにとって素晴らしいものになると感じている」
一方、この試合で存在感を発揮できなかったMFイスコについて、「(MFダニ・)パレホが素晴らしい仕事を実現したため、問題を抱えることになった」と発言。また出場機会の少なさに不満を抱えているとされるMFアンヘル・ディ・マリアについては、「ほかのチームメートと同様、ピッチに立つに値する選手だ。だが、全選手を満足させることは難しい」と話している。